プレスリリースは1月21日に流れてきましたが、サンプルをお借りできるようお願いしていたため、ご紹介が遅れました。
ようやくサンプルをお借りできたのでご紹介します。
「uni-ball one (ユニボール ワン)」、くっきり濃い文字が書けるゲルインクボールペンです。
まずはプレスリリースから。
下段左から:ロイヤルブルー、 ライトブルー、 マンダリンオレンジ、 ライムグリーン、 エメラルド、 ベビーピンク、 バイオレット、 ブラウンブラック、 ボルドーブラック、 グリーンブラック
※画像は0.38mm。 上段の10色は0.5mmも同じデザインでラインアップ
新製品のボールペンなのに、いきなり 0.38mm を20色、0.5mm を10色発売するのは結構冒険です、実は。
それだけ自信がある、ということなのかな、と思います。
このボールペンの特徴ですが
黒色に関して、当社と立命館大学の共同研究により、認知心理学の知見から顕在記憶と手書き文字の相関を検証しました。 その結果、濃く、くっきりとした文字ほど記憶に残りやすいことが判明しました。そのため、勉学に励む学生の記憶により残りやすい文字が書けるペンとして、暗記用のノートなど記憶に残したい時の学習に最適です。
では、どれくらい違うのでしょうか。こちらもプレスリリースの資料から。
結構違いますよね。
では、濃い色だと記憶の定着率が高い、というのはどう立証されているのでしょう。
こちらもプレスリリースから。
立命館大学総合心理学部 服部雅史教授監修の下、 高校生を対象に認知心理学の実験手法である「記憶再生課題」を行いました。 濃淡の違うボールペンで手書き文字の記憶成績を比較したところ、 『uni-ball one』の濃い黒インクで書いた文字のほうが一般的なゲルインクと比べて正答率は高く、 単語再生率が高いという結果を得ました。 この研究結果については、 日本基礎心理学会第38回大会にて報告いたしました。
私としてはこちらの特徴が嬉しいのですが、インクもにじまず、速乾性の高いインクになっています。
新開発の「ユニボール ワンインク」は、 インク内の固形と液体の成分比を変えることで、 液体成分を素早く紙面へ浸透させながらも、 固形分である色材を紙面に残すことを可能にしています。 紙面への浸透が速い速乾性インクでありながら、 色材が紙面に吸収されるのを抑えるため、 にじまず、 裏抜けしません。
また、デザインもとてもシンプルで悪くありません。
ここからはお借りしているサンプルから。
引き合いが大変多い、ということで3色だけお借りできました。ありがとうございます。
ちなみにお借りできたのは全部0.5mmです。
ロゴはおとなしめにエンボスで。
クリップ部分もワイヤーを使ったオーバル形式の「オープンワイヤークリップ」でスタイリッシュになっています。
で、肝心のインクの濃さ、比較して見ようと思って、こちらをご用意しました。
ハイブリッドテクニカ、ユニボールシグノ、エナージェル 0.35mm、サラサドライ、です。
で、比較してみました。
少し分かるかなあ。
実際の紙を見ると結構違うんですよね。「uni-ball one」の黒さが目立ってます。
ただ、「サラサドライ」と「エナージェル」も頑張ってはいますが、引き締まった黒、という意味では「uni-ball one」ですね。
この差は是非買ってみて確認していただきたいところ。
赤や青も実際に使ってみましたがかなり濃いです。
最近、なかなか気合いの入った商品のリリースが多い三菱鉛筆さん。
今年はより注目かも知れません。
uni-ball oneは2月26日(水)、発売です。
今日、2月17日時点で一部の店舗では先行販売しているようですのでそちらを探してもいいかもです。
1号さんはこの濃さがかなり気に入ったのと、細い方が欲しいので0.38mmを数色買うと思います。
2019年12月に伺った時の本社のエントランス。すごいキレイでした。
(エントランスには一般の方は入場できません)
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[…] 三菱鉛筆から、くっきり濃い文字が書ける「uni-ball one (ユニボール ワン)」リリース。サンプルをお借りしました。 […]