どうも。2号さんです。
最近某通販サイトのセールやお歳暮やらで宅配業者の方々が大変みたいですね。
私も実家に荷物を送ったのですが、少し遅れていたようです。
うちの場合、多少遅れたところで何の問題もなかったので時間指定しないほうがよかったかなぁと思ったのですが、頼んだのが11月の中旬だったのでセールのことをすっかり忘れていました。
置き配とか取りに行ったほうが負担が減るのかなぁと思ったりもします。
今日紹介するのはお高い万年筆です。
セーラー万年筆は年末に2つ万年筆を発表しているのですが、どっちも10万オーバーなので予算範囲外の方が多いと思います。
眺めるだけなら無料なので愛でましょう。
今日は輪島塗です。が、私が想像した輪島塗とちょっと違いました。
『WAJIMA BIJOU(ワジマビジュー)万年筆』のご紹介 | セーラー万年筆
しましま?!
まずそこにびっくりしました。まさか手書きじゃないよなぁと思っていましたが、半分当たってる感じかな…?
左側の文章は読んでもらうとして、右の写真です。元々あったギャザードというデコボコ軸の凹んでいるところに漆を塗ったそうです。(なので黒い部分は漆ではなく樹脂みたいです)
【限定品】「Wajima Bijou(ワジマビジュー)」
このシマシマの出し方はパッと見以上に手が込んでいます。
以前に展開しておりましたギャザードという凸凹軸を用意して、ヘコんでいる所に漆を塗り込めます。
するとどうなるか。黒い部分は樹脂の色、ヘコんでいる所は漆の色にシマシマなるんです。 pic.twitter.com/8S78QRW4YF— ntさん@日本橋の万年筆屋さん (@enu_tea) December 9, 2020
天冠は螺鈿、錨マークは手書きらしいです。
そりゃ高くなるのもわかりますね。。。
見た目でわからないところだと首軸がちょっと他のものと違うそうです。
で、ここが重要なんです。首軸。
左はWajima Bijou、右は前重心モデルのプロフィットブラックラスター。
上部のパーツが長いのがお分かりになると思います。これはギャザード特有の仕様だったのですが、さらに真鍮の首軸を組み合わせた事で、セーラーで最も前重心なバランスになっております。 pic.twitter.com/rNoQYbZfuj
— ntさん@日本橋の万年筆屋さん (@enu_tea) December 9, 2020
重心が違うと書き心地も変わると思います。この価格のモデルを通販で買う方は少数派かもしれませんが、重心は書き心地に大きく影響する部分だと思いますのでぜひ店頭でお試しください。
輪島塗でしましま…?と思いましたが、デザイン的にどうなんでしょうね。技術的にはすごいみたいです。
シリアルナンバー入り、桐箱入りの豪華な仕様になっています。漆でこのデザインはあまりないとおもうので良いなと思ったかは狙ってみても良いのかな?
製品スペックを引用しておきます。
【製品スペック】
品名:WAJIMA BIJOU(ワジマビジュー)万年筆
希望小売価格:165,000 円(税込)
ペン先:21 金、 大型、 バイカラー仕上げ
字幅:細字、 中字
蓋・胴:PMMA 樹脂/色漆重ね塗り研ぎ出し
蓋栓:PMMA 樹脂/螺鈿研ぎ出し蒔絵(純金粉蒔き)
尾栓:PMMA 樹脂/色漆塗り研ぎ出し蒔絵(純金粉蒔き)
大先:真鍮/ゴールドIP 仕上げ・ニッケルクロムメッキ仕上げ
金属部品:ゴールドIP 仕上げ・ニッケルクロムメッキ仕上げ
本体サイズ:φ18×129mm(クリップ部含む)、 30.6g
パッケージ:専用桐箱(204×152×34mm)
コメント