どうも。2号さんです。
そろそろ鍋の季節も終わりかけなので家にある鍋のもと系の消費をがんばっています。
ただ、鍋にするといつもつくりすぎてだいたい余るので次の日のアレンジにこまるんですよね。基本雑炊にしてますが、味の変化が少ないので他にないか探しています。探したところでもうすぐ鍋の季節終わるんですけどね…
今日紹介するのはパイロットから発売された新しい顔料インクです。
強色とかいて「つわいろ」と読むそうです。
パッケージを見てもらうと「水に鵺れてもにじみにくく光に強い」と書いてあります。これ、顔料だしまぁそうだよねと思うのですが、万年筆初心者が選びやすくなりそうでちょっと心配しています。
前々から言っていますが、万年筆初心者の方は染料インクがおすすめです。あと、ラメなどが入っていないもの、香り付きでないものをおすすめしています。詰まってしまった時の対処法が簡単だからというのが主な理由なのですが、顔料だと最悪万年筆が使えなくなってしまうんですよね。(香り付きは単純ににおいがついてしまうのであまりおすすめしていません)
初心者の方はメリットの方に目が行きがちだと思うので、このキャッチコピーはまぁまぁ危険だなと感じています。一応「※ご使用前に必ず同梱された取扱説明書をお読みください。」と書いてありますが、インクの取扱説明書、読んだことあります…?
公式サイトでは
・スクリュー式カスタムヘリテイジ92
・プランジャー式カスタム823
・ジャスタス95
・漆製品、蒔絵製品全般
は使用不可になっています。カスタムヘリテイジなどは人気商品なのでお持ちの方が多いと思いますので注意してください。
あとわかりにくいのがコンバーター。CON-70の一部が使用不可です。
現行品なら大丈夫なのですが、従来品のCON-70は内部にコマがないそうです。うちにあるやつ、いま確認してみたところ従来品でした。昔からパイロットの万年筆をお使いの方は従来品をお持ちの場合があると思います。場合によっては現行品と従来品の両方をお持ちの方もいらっしゃると思いますのでお使いの際は注意してください。
他社の万年筆にお使いの場合は毎度のことながら自己責任になります。こちらのインクは顔料なので、詰まった場合最悪万年筆が使えなくなります。乾かないように頻繁に使っていれば問題ない可能性もありますが、ご使用の際は十分注意してください。
顔料インクが新たに発売されるということは、たぶん需要があるからだと思います。注意が必要なのは確かですが、耐光性・耐水性にすぐれたインクです。使用上の注意をよく理解したうえで使うには何の問題もありませんので気になる方はぜひお試しください。
コメント