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【ご提供】【ISOT2015】白い罫線?!万年筆専用紙 Liscio-1を使った神戸派計画の「CIRO」

随分と文房具屋には通ってる我々ですが、このノートは今まで見かけませんでした。
ISOTの会場で見つけて「おおー!!」と感動して、いろいろとお話をさせていただく中で、なぜか手元に・・・
そんな運命的な出会いを果たしたのが神戸派計画さんの「CIRO」です。

「CIRO」のサイトはこちらです。 神戸派計画 | CIRO

目次

まさに万年筆ユーザーのためのノート

紙は「Liscio-1(リスシオワン)」という、万年筆のために開発された紙を使っています。
そして、紙の色は真っ白。万年筆のインクの色が映えます。

実は私、この「Liscio-1」を使ったノートを数冊持っています。
普段はあまり万年筆を使ってなかったのですが、このノートに書くときだけは万年筆を使っていました。
それだけ色抜けがよく、スベスベ過ぎず、わずかな引っかかりもあるので万年筆の書き味がよい、そんなステキな紙です。

しかし、既に「GRAPHILO(グラフィーロ)」という「Liscio-1」の後継用紙がリリースされています。
こちらもノートを手に入れていますので、多分2号さんがレビューを上げるでしょう(笑)。

追記) レビューしてくれました。
【ISOT2015】あのLiscio-1の後継紙!?万年筆のための紙、GRAPHILO(グラフィーロ)を使ったノート「GRAPHILO」 | CARNET -カルネ-

神戸派計画らしい、上品かつシンプルなデザインのノート

isot1510isot1511

ノートのパッケージデザインはとてもシンプルです。
「CIRO」というロゴの下には”THE 100% PURE WHITE”と、まさにノートの名前通りのコメント。

裏面にはコンセプトを表す文章が。

通常、ノートで重視されるのは「書くこと」です。何かを書くことで意味を持つのがノート。
しかし、この「CIRO」のコンセプトは「読むこと」です。
よく考えてみると、なぜ書くのでしょうか?
そう、読むためですよね。
意外と見落としがちなこの事実を改めて私たちに突きつけてくれた、「読む」をフューチャーしたノート、それが「CIRO」です。

なので、パッケージを開けてノートだけを取り出すと。

isot1514真っ白です。
もうビックリするくらい、上下が分からないくらい真っ白です。

でも、手を抜いてる感じではなく、表紙の紙にも拘っているのが分かります。
手触りがよくて、温かみのある表紙に、紙の綴じ目はわざと見えるようにしています。
それがより温かみを増している印象です。

白い罫線?なにそれ?

このノートの本当の特徴は「白い罫線」です。
会場で最初に見た時にはただの「罫線がない白いノート」だったのですが、ちょっと角度を変えると・・・・見える!罫線が見える!!
なんでも、白い紙に白のインクで罫線を印刷しているそうで、紙が重なり、角度によって罫線が見えるようになっているとのこと。
相当な期間を使ってリリースに漕ぎ着けたようです。

写真で伝わるかどうか分かりませんが・・・
isot1512

伝わりますか?
薄〜い罫線がありますよね。本当に薄いのですが、書く時は見えないことはないです。

ちょっと角度を変えてみましょう。
isot1513

基本的には真っ白です。わずかに罫線が見えます。

万年筆で少し書いてみました。
isot1515
汚い字でごめんなさいね・・・
かなり細目のニブで書いてみましたが、滲みもほぼなく、引っかかりもありません。
ものすごく書きやすい上に、紙が真っ白なので黒が映えます。
カラーインクを使ってもものすごく映えそうですね。

書く喜びと読む楽しみの両方をもたらしてくれる「CIRO」

書く、という立場では万年筆での素晴らしい書き味、もちろんボールペンで書いてもステキな書き味ですが、を味わうことができます。
読む、という立場でも見事な発色で罫線を気にせず、読むことに没頭できます。

文房具に新たな視点を与えてくれる「CIRO」。
是非一冊お手元に。

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記事を書いたのは...

2号さんの旦那
プログラマ、IT系エンジニア、Webプロデューサー/デザイナー、サーバエンジニア、ネットワークエンジニア・・・・
好奇心旺盛で気になったらとりあえずやってみる
多趣味、基本は「作ること」が好き、と言いつつ、根っこにあるのは「スクラップ&ビルド」の精神だったりする

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